ヤンキースがハーパー獲得のためスタントンを放出!? NY紙が仰天プラン
出身地はLA近郊、実現すれば前田健太か大谷翔平とチームメートに
カリフォルニア州カールスバッドで開催中のGMミーティングにおいて、仰天情報が飛び出した。ヤンキースの地元紙「ニューヨーク・デイリー・ニュース」は、球界関係者が、ナショナルズからフリーエージェント(FA)となったブライス・ハーパー外野手獲得のため、MLB有数のスラッガーであるジャンカルロ・スタントンをトレードに出す可能性があると語ったという。
ハーパーは今オフのFA戦線の目玉選手のひとりであり、獲得するには総額3億5000万ドル(約400億円)かかるとも言われている。これはスタントンが前所属のマーリンズと結んだ3億2500万ドル(約367億円)を超えて史上最高額になるとの予想も出ているが、記事では、資金力があるヤンキースといえども、ハーパーのためにロースターを空け、贅沢税の徴収を避けて資金的な余裕を作るためには、スタントンをトレードに出すのが手っ取り早いとしている。
契約には「トレード拒否条項」が入っているが、スタントンの出身地はロサンゼルス近郊でサンタモニカやビバリーヒルズにほど近いカリフォルニア州シャーマンオークス。従って、地元のドジャースかエンゼルスなら、金額さえ折り合えばトレードを拒否しない可能性もあるという。となると、前田健太か大谷翔平とチームメートということになる。
加えて、ハーパーを獲るとなると、ヤンキースの外野陣はジャッジ、ヒックス、スタントンに加えてベテランのガードナーも再契約に合意し、さらに守備に難がある三塁手のアンドゥハーを一塁か外野にコンバートする説もある。アンドリュー・マカッチェンはFAのため移籍の可能性が高いが、明らかに外野手が飽和状態になることが予想される。