ヤンキースがハーパー獲得のためスタントンを放出!? NY紙が仰天プラン
今季の成績は“期待外れ”、環境変えるのも適切!?
スタントンの今季レギュラーシーズン成績は打率.266、38本塁打、100打点。もちろん一流選手の成績ではあるのだが、ナ・リーグMVPを獲った2017年の打率.281、59本塁打、132打点を考えると、球団としては物足りないと感じており、プレーオフでの打率.238、1本塁打、1打点という数字も期待外れとして、同紙では「両者にとって環境を変えるのは適切かもしれないと考えることもできる」とレポートしている。
ヤンキースがハーパー獲りにこだわるなら、スタントン放出がもっとも近道になるのは事実。ただ、スタントンは昨オフの移籍の時点で10年2億9500万ドル(約334億9000万円)の契約を残し、そのうち2億6500万ドル(約300億8500万円)をヤンキースが負担する形で移籍が実現した。それを考えると、ヤンキースが残りの年俸負担を軽減する条件でない限り、放出してもあまり意味がないとみられる。
そもそも、ヤンキースは手薄な内野の補強のため、もう一人の目玉であるマニー・マチャド(ドジャースからFA)を狙っているという報道もあったが、マチャドがプレーオフ、ワールドシリーズでラフプレーなどの非紳士的行為を行ったため、獲得の意欲が減退しているとも報じられている。様々な説が飛び交うFA戦線。スタントンは2017年、ハーパーは2015年のナ・リーグMVPだが、ヤンキースは本当にハーパーに食指を伸ばすのだろうか。
(Full-Count編集部)