MLB選抜マッティングリー監督、ソトの天井直撃打に「ラッキーな二塁打だった」
4回に守備連係ミスからランニング本塁打を献上
巨人とMLBオールスターチームによる「2018日米野球エキシビジョンゲーム」が8日、東京ドームで行われ、MLB選抜が9-6で勝利した。指揮を執ったドン・マッティングリー監督は「しばらく実戦から離れていたが、よくバットを振れていた」と満足げに勝利を振り返った。
この日は、良くも悪くも「若さ」が目立った。ともにナ・リーグ新人王候補のロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、フアン・ソト(ナショナルズ)は天井直撃の二塁打を含む2安打ずつを記録し、攻撃の起点となった。一方、守備では4回に巨人の松原聖弥が左中間に上げたフライを、中堅アクーニャJr.と左翼ソトがお見合い。結果としてランニングホームランで3点を許した。
10月25日に20歳になったばかりのソトと、12月で21歳になるアクーニャJr.について「とてもエキサイティングな選手」と語っていた指揮官は、「若さ溢れる打撃と同時に、守備でも若さが出た。どちらも若さがもたらすもの。(ソトの天井直撃打に)ラッキーな二塁打だった」とし、「シリーズが進むに連れて修正されるだろう」と鷹揚に構えた。
9日からはいよいよ「2018日米野球」がスタートする。東京で3試合、広島で1試合、名古屋で2試合の合計6試合のシリーズ。メジャー選手の来日を心待ちにしていた日本のファンに、好勝負で応えたい。
(Full-Count編集部)