ヤクルト愛炸裂のギター番長・古市コータロー氏 自身が選ぶ歴代NO1監督は…
1993年日本シリーズの主役は川崎
MOBY「第7戦は結局2-1で西武。石井丈と岡林、どっちも完投してますね。そして、翌年93年の第1戦は工藤(公康)と荒木ですよ」
古市「もうそうやって振り返るだけでヤバイよね(笑)」
MOBY「はい(笑)。ちなみに第3戦の始球式は中井美穂さん。後の奥さんが旦那さん(古田敦也)に投げてますから(笑)。ちなみに渡辺久信はこの試合も勝ち投手になって、86年の第6戦から続く日本シリーズの連勝を6に伸ばしました」
古市「ナベQすごかったよね!」
MOBY「第6戦は川崎(憲次郎)と石井(丈裕)で、1-0で川崎が勝ちました」
古市「この日本シリーズ、本当は荒木が主役だと思ったんだけど、終わってみたら川崎だったね。優勝決まった翌日の新聞なんか全部買ったよね」
MOBY「実はそんな時期に、ザ・コレクターズがレコーディングしていたのが、代表曲『世界を止めて』だったんですよね?」
古市「とてもじゃないけどレコーディングどころじゃなかったよ(笑)。わかるでしょ?」
MOBY「はい、わかります(笑)」
古市「レコーディングって空き時間が多いんですよ。当時はまだアナログ作業だったから、その準備とか何かの作業中で『これは時間かかかるから今なら行ける!』と思って、『ちょっと弁当買ってくるわ』って赤坂のスタジオを抜け出して、バイクで球場まで行って試合を見てました(笑)。楽しかったなあ。高津(臣吾)が出てくると安心したよね」
MOBY「ちなみにコータローさんは歴代の監督で誰が好きでした?」
古市「広岡監督は好きでしたね」
MOBY「意外ですね。どちらかと言うと、管理野球の代表みたいなイメージがありましたけど」
古市「そこが子供から見るとかっこよかったですね。クールな感じがね。あと関根監督も好きでしたね」
MOBY「でも、やっぱり野村監督ですか?」
古市「そうね。野村監督は、僕が子供の頃は南海のすごい人でしたから。当時、僕のエフェクターボードにノムさんの写真を貼ってた」
MOBY「アハハハ(笑)」
古市「絶対ギタープレイを間違えないでしょ?」
THE COLLECTORS(ザ・コレクターズ)
1986年初頭、THE WHOやPINK FLOYDといったブリティッシュ・ビート・ロックやブリティッシュ・サイケ・ロックに影響を受けた加藤ひさし(Vo.)と古市コータロー(G.)が中心となって結成。翌87年11月にアルバム『僕はコレクター』でメジャーデビュー。2017年になり、サポートとして参加していたドラマー、古沢“cozi”岳之がメンバーとして正式加入。新生ザ・コレクターズとしてメジャー・デビュー30周年を迎え、2017年3月1日に日本武道館公演を開催した。2018年1月より、12か月連続のマンスリーライブを渋谷クラブクアトロで開催中で全公演チケットは即日完売。11月7日には23枚目となるアルバム『YOUNG MAN ROCK』が発売された。初のドキュメンタリー映画『THE COLLECTORS~さらば青春の新宿JAM~』が11/23から新宿ピカデリーほかにて公開される。2019年1月より久々の全国ツアー『THE COLLECTORS TOUR 2019 “YOUNG MAN ROCK”』の開催も決定している。
オフィシャルサイト(http://thecollectors.jp/)
映画情報(http://thecollectors-film.com/)
ライブ情報(http://www.vintage-rock.com/)
(福嶋剛 / Tsuyoshi Fukushima)