MLB公式が注目した日本の高い技術力 「画期的なビールのテクノロジー」
スタジアムの売り子が手にするビールサーバーに驚きの声
野球日本代表「侍ジャパン」とMLBオールスターチームが対戦する「2018日米野球」は連日熱戦が続く中、米メディアでは日本の野球ファンが堪能するお馴染みのスタジアムでのサービスを「画期的」と大注目。米国の野球ファンも「日本は3017年だったとは」「偉大な発明だ」「愛してます、ジャパン」と次々に賞賛の声を上げている。
メジャーリーガーと日本人スターの戦いは最高の盛り上がりを見せる中、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」ではスタンドでの超絶テクニックに注目した。
「日米野球にいらっしゃい。画期的なビールのテクノロジーで一杯どうぞ」
こんなメッセージとともに、東京ドームのスタンドで披露した売り子が持つビールサーバーを紹介した。
エビスビールのコスチュームに身を包み、ビールサーバーを背負った女性が両膝を階段につけるとカップに美味しそうなビールを注ぎ込む。泡の配分を調節するためにウェストポーチ上の容器に白い泡を捨てながら、ビールと泡の完璧な黄金律を実現していた。
巨人のユニフォーム姿の女性ファンが嬉しそうな笑顔でビールを受け取るところまでの動画が紹介されている。メジャーのスタジアムではカップにただただビールを注いで終了というシンプルなスタイルだが、日本ならではのおもてなしにメジャーファンもツイッター上で敏感に反応している。
「これは偉大な発明だ」
「日本は3017年なのか。我々は2018年で止まっているのに」
「日本は今2028年だ」
「いきたい。ビールとアジアの美女目当てで」
「すごい! 僕のデスクまで来てもらえないか」
「日本のベースボールの全てがすごく楽しそうだ」
「日本はクリエイティブな装置を生み出すことに非常に長けている」
「愛しています、ジャパン!!!!」
第1戦で豪快なサヨナラ2ランを放った柳田悠岐外野手(ソフトバンク)ら侍ジャパンのみならず、日本野球の文化の一つとも呼ぶべきビールの売り子も米国で大きな反響を呼んでいる。