菊池雄星は「引っ張りだことなるだろう」 米で最も権威あるスポーツ誌が特集
「スポーツ・イラストレイテッド」が特集「彼も良い投手の1人となるだろう」
ポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍へ向けて、注目度が高まっている西武の菊池雄星投手。GM会議も終わり、各球団が日本人左腕に注目する中、アメリカで最も権威あるスポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」電子版も菊池の特集を掲載している。
「ユウセイ・キクチについて知っておくべきこと。2019年トップの日本人フリーエージェントについて知ろう」と題した記事では、昨年の大谷翔平投手のような期待はできないが「日本での成功により、彼は引っ張りだことなるだろう」と、メジャー球団も大きな関心を寄せていることを紹介している。
メジャーでも先発ローテ2、3番目の実力を備えていると評価し「チームは常に左腕の先発投手を求めていて、キクチの成績(通算防御率2.81)と球種の武器は良い」と称賛。さらに、米メディアのこれまでの“菊池評”も紹介し、ジ・アスレチックのデニス・リン記者が「質の高いメジャーリーグの先発投手になれる素質がある。キクチの直球の球速は安定して90マイル台半ばである。カーブ、スライダー、スプリットは平均的かそれより少し良い」と評価していることを伝えている。
今オフのFA市場で注目の左腕にはダイヤモンドバックスからFAとなったパトリック・コービン、アストロズからFAのダラス・カイケル、ヤンキースからFAのJA・ハップなどがいるが「彼も良い投手の1人となるだろう」とレポート。西武から正式にポスティング申請されるのは11月下旬と見らており、その後は30日間の交渉期間を経て移籍先を決断することになる。
(Full-Count編集部)