阪神戦力外の西岡は「続けたい一心で」トライアウト参加 1安打1打点「力出せた」
「一番難しい道は現役を続ける道」、改めて現役続行への思い明かす
プロ野球の12球団合同トライアウトが13日、ソフトバンクの2軍本拠地タマホームスタジアム筑後で48選手が参加して行われ、阪神から戦力外となった西岡剛内野手(阪神)はシート打撃を4打数1安打1打点2三振で終えた。終了後には、野球を「続けたい一心」でトライアウトに参加したと話し、改めて現役続行への強い思いを明かした。
西岡は2三振を喫したものの、ロッテ時代のチームメート成瀬から適時二塁打を放つなどアピール。締まった体でキレのある動きを見せた。
終了後「緊張感ありましたね」と振り返った西岡。更に、なぜトライアウトに参加したかを聞かれると、「続けたい一心です。あとは戦力外になって、いろんな進む道が何個かあったんですけど、一番難しいことにチャレンジしたという思いが一番です」と明かした。
「クビになってからですけど、11月の13日にトライアウトがあると発表されていましたので、それに合わせて僕も体を作ったつもりです。1本しか打てなかったですけど,自分が出せる力は出したつもりです」
改めて「アキレス腱を切った時に辞めなくてよかったと思ってる」と話したかつての首位打者は「一番難しい道は現役を続ける道。常にトライする人生を歩みたい」と力強く語り、前を向いていた。
(Full-Count編集部)