【トライアウト】阪神戦力外の西岡、NPB以外も選択肢 「もちろん、NPBがなければ」

シート打撃では4打数1安打1打点だった西岡剛【写真:福谷佑介】
シート打撃では4打数1安打1打点だった西岡剛【写真:福谷佑介】

古巣ロッテへの愛着も「ロッテのユニホーム着て引退したい」

 プロ野球の12球団合同トライアウトは13日、ソフトバンクの2軍本拠地タマホームスタジアム筑後で48選手が参加して行われた。阪神を戦力外となった西岡剛内野手は、ロッテ時代のチームメートであるヤクルトの成瀬善久投手から左中間を破る二塁打を放ち、4打数1安打1打点2三振だった。

 カウント1-1からスタートしたシート打撃形式でのトライアウト。第1打席では楽天のコラレスの前に空振り三振に倒れた西岡だったが、第2打席でアピールに成功。成瀬の2ボール1ストライクからの2球目、真ん中付近の真っ直ぐを捉え、打球は左中間を破り、二塁走者の中井が生還する適時二塁打となった。

 第3打席では巨人の篠原慎平投手と対戦し、追い込まれてから内角低めのボールに見逃し三振。そして、第4打席は広島のオスカルの前に遊ゴロだった。トライアウト開始前からファンから大きな声援を送られた西岡は試合後「ずっと支えてもらったのはファンの声、声援でした。今日も、参加した全員が思ったと思いますけど、ファンに支えられているんだと感じました」と、ファンに感謝した。

 トライアウトを終え、今後はオファーを待つ身となる西岡。「ロッテを出た時からロッテのユニホームを着て引退したいと思っていた」と古巣ロッテへの愛着を語る一方で、NPB以外の独立リーグでプレーする可能性についても「もちろん、NPBがなければ。野球を続けたいので。野球は続けます」と語り、選択肢の1つとしていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY