開幕前に「高校レベル」と酷評の記者も…新人王の大谷翔平を絶賛「偉大な打者」
新人王の大谷を記者が続々称賛「オオタニが成し遂げたことは歴史的」
エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、ア・リーグの「ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)」に選出された。開幕前のスプリングトレーニングで防御率27.00、打率.125と苦しみ抜いた二刀流右腕を酷評し、開幕後の大爆発で“手のひら返し”に打って出た2人の名物コラム二ストは、「正当な勝利者」「当然の楽勝」と大谷を改めて絶賛している。
全米野球記者協会30人の投票で選出された新人王。投票者の中には、開幕前に不振の大谷の打撃を「高校生レベル」と酷評した米ヤフー・スポーツのジェフ・パッサン記者も含まれていた。開幕後に大爆発した際には公開書簡形式で大谷に謝罪し、話題を呼んでいた同記者は、新人王発表後に自身のツイッターを更新した。
「私もア・リーグ新人王の投票権を持っていた。投票はこうだ。1位 ショウヘイ・オオタニ、2位 ミゲル・アンドゥハー、3位 ジョーイ・ウェンドル」
大谷に1位票を投じ、ライバルと目されていたヤンキースのアンドゥハーは2位、そして、3位にはレイズのウェンドルを選出していたことを明かした。「アンドゥハーの打撃は気に入っている。彼の守備はそれほどでもないし、そこが痛手だった。ウェンドルは常に素晴らしかった」と、寸評ではアンドゥハーの守備がマイナス要素になったと分析している。
そして、「オオタニが成し遂げたことは歴史的だ。偉大な打者。投手としても平均を超える。正当な勝者」と二刀流のスターについては大絶賛。かつて高校レベルと批判した打撃を「偉大」とまで絶賛している。