開幕前に「高校レベル」と酷評の記者も…新人王の大谷翔平を絶賛「偉大な打者」
5勝&5本塁打以下と予想の記者も「当然の楽勝」
一方、米経済誌「フォーブス」の野球担当の名物コラムニスト、バリー・ブルーム氏も大谷の新人王選出を絶賛している。
スプリングトレーニングで投打に苦しみ抜く大谷の苦境から、投手としての成績は「5勝8敗」と予想。一方、打者についても辛口で、「私はオオタニの本塁打数について、投手としての勝ち星よりも少ないだろうと予想しているんだ。つまりホームランは5本未満だ」「投打どちらも仕上げるには、時間が必要だ」と持論を展開していたが、開幕直後には自らのコラムで公開謝罪していた。
そして、大谷の新人王受賞の特集では「ショウヘイ・オオタニはスプリングトレーニングで何一つ示さなかった」と開幕前の不発ぶりを振り返る一方で、「すべてに反して、オオタニは1919年のベーブ・ルース以来となるシーズン50イニング登板、15ホームランを達成した。これだけでも、オオタニは伝説のジャッキー・ロビンソンの名前を冠せられたア・リーグ新人王で当然の楽勝だ」と大絶賛している。
投票権を持つ記者30人中、実に25人が大谷に1位票を投じた。かつて酷評した名物コラムニストも気持ちの良いほどの絶賛で祝福している。
(Full-Count編集部)