前田健太が着用、新井氏“自虐Tシャツ”にMLB公式も注目「キツイよ、ケンタ」
前田の登板後の“ファッション”に「アライをイジるシャツを着用」
野球日本代表「侍ジャパン」とMLBオールスターチームが対戦する「2018日米野球」は13日、マツダスタジアムでの第4戦が行われた。MLBオールスターチームで先発した元広島のドジャース前田健太投手は、かつての本拠地で2回1安打2奪三振無失点と好投。米メディアは、凱旋試合で実力を見せた日本人右腕の降板後の“ファッション”に注目。今季限りで引退した新井貴浩氏をイジった特注Tシャツが大きく取り上げられている。
「ケンタ・マエダが引退する旧友、広島カープのスラッガー、タカヒロ・アライをイジるシャツを着用」と特集したのはMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」。3-5で敗れたMLBオールスターチームで実力を見せた前田が、2回完封に抑えた後、日本の中継局のブースに登場した。
古巣・広島愛が滲む赤いTシャツ姿。米国でも話題となったのは、そこに描かれていた爆笑もののプリント。記事では「火曜日(日本時間水曜日)の試合後、マエダは日本のテレビに登場した。そして、最近引退を発表した広島カープのスラッガー、タカヒロ・アライに敬意を表すべきだと考えていた」と報じている。
これまでも専属通訳にドッキリを仕掛けるなど、いたずら好きな一面が米国でも有名な前田。「Cut4」は「典型的なマエダの流儀だが、彼はアライのキャリアを気楽に楽しむTシャツを披露した」と紹介。赤いTシャツには打席で悔しさを爆発させる新井氏のイラストとともに、現役最多1693三振、現役最多242併殺打、現役最多175失策という珍記録が……。
レギュラーシーズン最終戦となった10月7日のDeNA戦前の練習で新井氏自身も着用して話題になった、鉄人の絶妙な“自虐的Tシャツ”だった。
「(Tシャツに描かれている内容が)気になる方へ:マエダのTシャツの数字はアライのキャリア通算のエラー、三振、併殺打を表している。これはキツイよ、ケンタ」
かつての戦友であり、大先輩でもある新井氏をいじってみせた前田。米国でも話題を呼んでいる。
(Full-Count編集部)