MLBと選手会がスパイクの規定を見直し「より幅広い色とデザインを許可」
コミッショナーも「より個性のあるシューズの使用が許可される」
メジャーリーグ機構(MLB)とメジャーリーグ選手会(MLBPA)は15日(日本時間16日)、選手が使用するスパイクに関しての規定を見直したことを発表した。「より幅広い色とデザインが許可されることになる」としている。
今回の変更により、球団のユニフォームの色と合わせつつも、選手にはより幅広い色とデザインが使用可能に。選手は「黒、白、グレー」「球団のユニフォームで使われている色」「球団によって指定された色」を使用できるという。
ロブ・マンフレッド・コミッショナーは「MLBとMLB球団は、選手たちがこの分野においてより多くの柔軟性が与えられることを求めていると認識している。そして規定を緩和することで、より個性のあるシューズの使用が(選手に)許可されることを、喜んで発表したい」とコメントを発表した。
AP通信ではこの発表を伝える記事で、昨年5月にカブスのベン・ゾブリスト、カイル・シュワーバー、スティーブ・シシェックらが黒のスパイクを使用した例を紹介。使用されているスパイクの51%は球団が指定したメインカラーでなければならず、この規定に違反するというコミッショナー側からの通達があったにも関わらず使ったことで、問題になっていたという。
(Full-Count編集部=AP)