187勝グリンキーがトレード候補!? MLB公式が大谷不在のエンゼルスに推薦
トラウト在籍中に世界一を狙うなら…
さらにチームの支柱であるマイク・トラウトとの契約は、現状では2020年終了後に満了となる。「トラウトの契約が残り2年と迫る中、エンゼルスはプレーオフ出場のチャンスを逃したくない」と記事では指摘。トラウトが在籍する間に世界一を目指すためにも、グリンキーの獲得は大いに検討の余地があるとしている。
セベリーノ、田中将大に続く先発の補強に動くと見られているヤンキースは、コービンやカイケルの獲得に興味を示しているが、グリンキーがフィットする可能性も十分ある。コービンはここ6年で2桁勝利は3度だけで、カイケルは低めに変化球を集めてゴロを打たせるタイプだが、三塁は守備に不安を残すアンドゥハーが守り、遊撃の名手グレゴリアスはトミー・ジョン手術を受けて開幕に間に合わず。内野守備が心許ないヤンキースには、奪三振率25.2のグリンキーの方がフィットするという。
一方のアストロズは、カイケルとチャーリー・モートンの主力2投手がFAとなり、他球団移籍となれば先発陣に不安が生じる。また、ランス・マッカラーズJr.もトミー・ジョン手術を受け、バーランダー、コール以外は先発投手陣のメドが立たず、先発強化は急務だ。記事では、データ解析が得意なアストロズに移籍すれば、グリンキーもさらなる好成績が期待できるのではないかとしている。
今季ナ・リーグ西地区で大健闘したダイヤモンドバックスがプレーオフ進出を果たすためには、グリンキーの存在は欠かせない。本当にグリンキーがトレードに出されるのか否かも含め、ダイヤモンドバックスの動きに注目が集まる。
(Full-Count編集部)