故郷に錦を飾れるか 2019年シーズン地元凱旋となるパ・リーグ選手たち
西武多和田は昨年の雪辱なるか?
【西武】
多和田真三郎投手(沖縄県出身、5月21日・22日対ソフトバンク戦:那覇)
山川穂高内野手(沖縄県出身、5月21日・22日対ソフトバンク戦:那覇)
外崎修汰内野手(青森県出身、5月29日対楽天戦:弘前)
多和田は那覇で開催された2017年6月28日のロッテ戦で先発のマウンドを踏んだが、5.1回を3失点という内容で勝敗はつかず、凱旋勝利を飾ることはできなかった。仮に2年ぶりとなる故郷での登板がかなった暁には、かつて果たせなかった地元での白星に期待したいところだ。
一方、多和田と同じく沖縄出身の山川にとっては、今回の沖縄遠征が自身初となる地元での1軍公式戦出場となりそうだ。今や押しも押されもせぬライオンズの4番となった山川選手だが、先述した2017年の試合が行われた際には1軍昇格を果たせず。地元で打席に立つことはかなわなかった。2018年のパ・リーグ本塁打王は来季もその打棒を発揮し続け、今度こそ満を持しての凱旋を果たしてくれるだろうか。
山川同様に、青森県弘前市出身の外崎にとっても2019年は自身初の地元凱旋が見込まれるシーズンとなる。外崎といえば出身地の弘前市で実家がりんご園を営んでいることでも有名であり、実際にファン感謝デーでは実家で採れたりんごが販売されるほど、選手のみならず実家までもがファンからも人気を集めているという特異な存在だ。
そんな外崎にとって晴れ舞台ともいえる青森での一戦で、俊足強打のユーティリティプレイヤーはどんなプレーを見せてくれるか。