故郷に錦を飾れるか 2019年シーズン地元凱旋となるパ・リーグ選手たち
ソフトバンク川島は13年目で初の地元凱旋へ
【ソフトバンク】
川島慶三内野手(長崎県出身、4月9日対日本ハム戦:長崎)
東浜巨投手(沖縄県出身、5月21日・22日対西武戦:那覇)
嘉弥真新也投手(沖縄県出身、5月21日・22日対西武戦:那覇)
プロ13年目のシーズンを終えた川島は、これまで日本ハム、ヤクルト、そしてソフトバンクと3球団を渡り歩いてきた豊富な経験の持ち主だ。しかし、出身地の長崎県で1軍の公式戦を戦った経験はこれまで一度もなかった。
36歳となる2019年のシーズンについに訪れた絶好の機会で凱旋を果たすため、来季もこれまでと同様にスーパーサブとして確かな存在感を発揮し続けてほしいところだ。
ソフトバンクは昨季も日本ハムの主催試合という形で那覇での公式戦を戦ったが、東浜は故障で戦列を離れており、嘉弥真は試合展開の影響で2試合とも登板機会は訪れず。ともに沖縄出身である両選手にとっては残念な形となってしまった。それだけに、それぞれチームを支える存在へと飛躍を遂げている左右の好投手は、今季こそ故郷のファンに対してそのピッチングを披露したいところだろう。
以上のように、今季はこれまで地元での試合が開催されていなかった選手や、凱旋となる可能性のあった試合で出場機会を得られなかった選手が少なからず故郷での試合に参加できそうな日程となっている。プロの舞台で主力として勇躍する郷土のヒーローたちのプレーが見られることを、きっと多くのファンが心待ちにしているはずだ。
(「パ・リーグ インサイト」望月遼太)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)