2019年は0人、2020年には坂本が31歳で達成か? 2000安打達成“予報”
福留、オリ中島、巨人坂本らに2020年達成の可能性
2020年に福留、オリックスを退団し去就が不透明な中島宏之あたりに達成する可能性がある。西武の栗山巧はスタメン出場が減ってきており、今後どうなるか。今年の12月に30歳になる巨人・坂本勇人も早ければ2020年に2000本安打を達成しそうだ。まだその時点では31歳。坂本には2500安打、さらには張本勲に次ぐ3000本安打への期待がかかる。もう少し先の予想をすれば、30歳で1226安打の秋山翔吾、28歳で1178安打の浅村栄斗は、今、働き盛り。29歳の日本ハム・中田翔や丸佳浩にも期待が持てそうだ。
かつては1978安打で涙をのんだ飯田徳治、1977安打の毒島章一など、2000本安打を目前に引退した選手もいた。今季はBCリーグの栃木でプレーしていた村田修一がNPB復帰の思い叶わず、残り135安打で現役引退となった。
とはいえ、「2000本安打まで頑張ろう」「現役を続けよう」という選手側の認識や、球団も花道を飾らせてやろうとする姿勢も生まれつつある。1500本以上の安打を打っている現役選手にとって「2000本」は大きな目標になっているはずだ。現在、2000本安打は52人いるが、これからも達成者は増え続けるだろう。
(広尾晃 / Koh Hiroo)