横浜スタジアム、2020年に向けて着々と進化 来季は地上31Mの屋上テラス登場
2019年開幕時にはバックネット裏と右翼に新シートがオープン
2020年に開催される東京五輪で野球・ソフトボールの競技会場となる横浜スタジアムが、世界中の注目が集まる本番に向け、着々と進化を遂げている。DeNAと横浜スタジアムは15日に増築・改修工事が行われている工事現場を報道陣に公開した。
2019年開幕時に新たにオープンするのは「バックネット裏の屋上テラス・個室観覧席」と「右翼側観覧席」の2か所で、ここまで工事の進捗率は50%程度で順調に進んでいるという。現在は、骨組みやコンクリートなど主要構造部分を作る工事を進めており、今後椅子やエレベーターなどの設置をしていく。
バックネット裏に設置される屋上テラスは地上31メートルに位置し、ビルの8~9階相当の高さに相当するという。みなとみらいなど横浜の市街地とともに球場全体を一望でき、眺望抜群の席だ。
今月からは「左翼側観覧席」の基礎工事も始まり、2020年2月には約6000席が増え、収容人数は約3万5000人となる計画。横浜スタジアムは今季、観客動員率は97%を誇り、観客動員数は球団創設以来最多となる202万7922人を記録した。新たな座席が増える来季以降は、さらなる盛り上がりを見せることは間違いなさそうだ。