通算696発のAロッドが大谷翔平を大絶賛 「投打それぞれで殿堂入り可能」
メジャーを代表するスター選手のAロッドが大谷の二刀流を称賛
今季、日本人メジャーリーガーとして4人目のア・リーグ新人王に輝いたエンゼルスの大谷翔平投手。ベーブ・ルース以来100年ぶりとなる本格的な二刀流挑戦で全米を沸かせた。メジャー通算696本塁打を記録した元ヤンキースのアレックス・ロドリゲス氏は「投打それぞれで殿堂入り可能な才能」と大絶賛しており、その模様をスポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」が伝えている。
大谷は今季アメリカに二刀流旋風を巻き起こした。右肘靱帯損傷で戦列離脱期間もあったが、投手としては10試合で4勝2敗、防御率3.31。打者としては104試合で打率.285、22本塁打、61打点の成績を残した。
そんな大谷の才能を高く評価したのは今季テレビ解説者として見守ったAロッドだった。
大谷について質問されたかつてのスラッガーは「投打それぞれで殿堂入りが可能な才能の持ち主であるということは、極めて異例なことなんだ」と断言。
首位打者1度、本塁打王5度、打点王2度輝いている百戦錬磨のAロッドは「投手・大谷」、「打者・大谷」の唯一無二の才能について、それぞれ「殿堂入り可能」とまで絶賛している。
右肘靭帯損傷で患部を再建するトミー・ジョン手術を受けている大谷は来季打者に専念し、投手としての完全復活は2020年シーズンからと予想されている。
2020年に再始動が見込まれる二刀流継続について、Aロッドは「どれだけ難しいか? これまで誰もやり遂げたことはない。継続して(二刀流を)成し遂げた者もいない。彼にとっての最大のチャレンジは、怪我せず健康のままプレーできるかどうかってこと。だが、みんな注目しているよ」と満面の笑み。かつてのスーパースターも二刀流完全復活に力強いエールを送っていた。