ロッテ安田がライバルと台湾WLでの共闘誓う 高校通算65発から1年目の収穫は?

1軍で感じたプロの壁「真っすぐを打てないことには話にならない」

――夏場以降は自分の間合いで打てているように見えました。

「1軍に上がってピッチャーのレベルを感じて、自分のすべきことがわかりました。そこからは下(ファーム)でもいい感じでバットを振れていたので、2回目上がったときは、1回目に上がったときよりも自信を持って打席に入れました。そのおかげでホームランを1本打てました。その感覚を忘れずに来シーズンもやっていきたいです」

――打撃面での課題点は?

「強い真っすぐに負けないということです。そのためにスイングの形、軌道を直しています。もちろん強さもそうですし、やっぱり1軍の真っすぐを打てないことには話にならないので、それを今は課題にしています。春先は『2軍の真っすぐ』を打つことが課題でしたが、今は『1軍の投手の真っすぐ』をどう打つかというところに変わってきています。その辺は、少しずつですけど成長しているのではないかと思います」

――守備面は?

「サードというポジション上、打球も強いですし、難しいバウンドも来ます。全てにおいてスキルアップしないといけない。守備はまず基本をしっかり詰めてやりたいと思います」

――1軍の試合前練習では、鳥越ヘッドコーチに手取り足取り指導を受けていました。

「鳥越さんにも、今は1軍の根元コーチにも教えてもらっています。本当に毎日が勉強だと思っているので、しっかり話を聞いて、頭の中を整理してプレーしたいです」

――秋季キャンプでは全体練習が終わった後、室内練習場で特打をしていました。

「鴨川のキャンプ中は毎日やっていましたね。練習量をはじめとして、この時期しかできないことがたくさんあります。今はしっかり練習して、体力を付けて頑張っています。フォーム固めがまずは第一。大村コーチから『積極的にバットを振っていけ』と言われています」

――秋季キャンプが終われば、11月24日に台湾で開幕するAWBに参加します。

「1軍に上がって感じたことや、この1年で感じてきた課題、試したいことなど、ウインターリーグでしかできないことがたくさんあると思うので、来シーズンの成長のためにやっていきたいと思います」

ウインターリーグではヤクルトの村上とチームメートに

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY