引退表明のベルトレ、偉大なる成績に称賛の嵐「伝説」「尊敬しかない」
C・ジョーンズ氏「クーパーズタウンで待っている」
現役最多3166安打を放ったレンジャーズのエイドリアン・ベルトレ内野手が20日(日本時間21日)、今季限りで現役を引退することを表明した。マリナーズのイチロー会長付き特別補佐やエンゼルスのアルバート・プホルス内野手をも上回る安打を放ってきた2000年代~2010年代を代表する名打者の引退に、米メディアからも惜しみない労いと称賛の声があがっている。
ベルトレの引退表明を受け、MLB公式インスタグラムでは「エイドリアン・ベルトレは史上最高の三塁手の1人として引退する」と題して、同内野手の三塁手としての歴代ランキングを記載した画像を投稿した。
ここには「3166安打(1位)1707打点(1位)1151長打(1位)477本塁打(3位)」と、ベルトレが積み上げてきた業績の数々が記され、ファンからは様々な声が寄せられた。
「多分、トップ10」
「マイク・シュミットとチッパー・ジョーンズと並んでトップ3」
「殿堂入り」
「500本塁打を目指すべきだ」
「もう1年」
「伝説」
「本物のレジェンド」
「彼に対して、尊敬しかない」
「彼が4回しかオールスターに出場していないというのが、信じ難い」
「その男はGOAT(Greatest Of All Time=史上最高)」
「サイクル安打を3回も達成している」
「ベストの中のベスト」
「三塁手の中で史上最高」
「最高に守備のうまい三塁手」
「もちろん殿堂入りする選手!」
守備もうまく、長打力、ミート力も非凡で、豪快な本塁打も打てば、アベレージヒッターとして打率も高く、どこをとっても一流のメジャーリーガーだったベルトレ。ファンのコメントにも登場した、同年代で同じ三塁手だった殿堂入りレジェンドのチッパー・ジョーンズ氏もこの日、自らのツイッターで「信じられないキャリアを持つエイドリアン・ベルトレ、お疲れ様! クーパーズタウン(米国野球殿堂のある街)で、ディナーの席の三塁手のところを空けて待ってるよ」と、近い将来殿堂入りするであろうベルトレにエールを送った。
(Full-Count編集部)