こだわりの野球用品をデータとともに提供 「超野球専門店CV」の独創性

口コミで広がる評判、ユーチューバー・トクサンも紹介

 俊也氏に、これまでの顧客層を聞いた。

「開店当初は野球に打ち込む高校生の場を目指し、展開してきました」

と語るように、店内のテレビは“熱闘甲子園”が流れている。

「最近では力を入れてきたSNSの効果や口コミもあるのか、草野球だったり、県外の球児だったりと客層が広がっています」

 関東最大級の用品が揃う専門店店員は最高級の情報を提供するため、日々の学びを怠らない。彼らが展開するSNSやブログは興味深いことばかりだ。

 超野球専門店CVの2周年記念イベントは、子どもたちを中心に圧倒的人気を誇る野球ユーチューバーのトクサンとローリングスのグラブ職人の日高氏の「グラブ対談」が行われた。グラブ職人の実直なグラブに対する語りとユーチューバーとのコラボは現代的マーケティング戦略だろう。

モノを売るだけの用品店から“モノ×データ=顧客の最適品”を目指して

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