MVPの投票結果内訳は…丸は1位票82%の圧勝、山川は浅村との“接戦”制す
2年連続受賞の丸は2位大瀬良に大差、山川&浅村は3位以下を大きく引き離す
「NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD」が27日に開催され、今季最も活躍した選手に贈られる最優秀選手賞(MVP)には、パ・リーグは山川穂高内野手(西武)、セ・リーグは丸佳浩外野手(広島)が選出された。投票では、丸が2位に大差をつける圧勝。山川はチームメートの浅村栄斗内野手との“接戦”を制した。
セ・リーグは有効投票数294。1位に5点、2位に3点、3位に1点が与えられる形式で、丸は実に約82%の241の1位票を集めた。計1314点で、2位の同僚・大瀬良大地投手(計482点)に832点の大差をつけて2年連続受賞。なお、大瀬良はリーグ2位の1位票20を集めた。沢村賞に輝いた巨人・菅野智之投手はリーグ3位の1位票17を獲得したが、合計点数は272点で広島・鈴木誠也外野手(314点)に次ぐ4位だった。
パ・リーグは有効投票数258。リーグトップの47本塁打、2位の124打点をマークした山川は148の1位票を集め、計991点だった。一方、リーグトップの127打点を挙げた浅村は1位票が81ながら、2位票を107集めて計750点で、その差は「241」。3位の秋山翔吾外野手は計191点と上位2人が大きく引き離した。
なお、セ・リーグは上位3人が丸、大瀬良、鈴木と3連覇を達成した広島勢で、パ・リーグも山川、浅村、秋山と同じく上位3人が10年ぶりの優勝を成し遂げた西武勢。4位の柳田悠岐外野手(ソフトバンク)を挟み、5位以下にも菊池雄星投手、多和田真三郎投手、源田壮亮内野手と西武の選手が続いた。