大谷翔平の新人王にヤンキースのブーン監督は納得「反論し難い」
「ユニークな二刀流の選手として、素晴らしいことを数多く成し遂げた」
ア・リーグ新人王に輝いたエンゼルスの大谷翔平投手。全米記者協会の30人の記者による投票で選出された新人王争いは、ヤンキースのミゲル・アンドゥハー内野手との一騎打ちが予想されていたものの、結果的には大谷が圧勝する形に。NYメディアやNYのファンの間で“異論”が噴出するなど、尾を引いた。
だが、アンドゥハーを見出したヤンキースのアーロン・ブーン監督は、大谷の受賞には「反論し難い」と語り、投票結果に納得していると語った。地元紙「ニューズデイ」が伝えている。
今季からヤンキースを率いたブーン監督。アンドゥハーとグレイバー・トーレスが逃した新人王争いについて、同紙に対して「彼(大谷)は素晴らしいシーズンを送った。間違いなくアンドゥハーかグレイバー(トーレス)のどちらかが受賞してくれることを願っていた。なぜなら彼らもシーズン中に素晴らしい活躍をしたのだから。受賞に値するプレーをしたと思う。けれどもオオタニ(の受賞)に対しては反論し難い。彼はあの様にユニークな二刀流の選手として、素晴らしいことを数多く成し遂げたのだから」と語った。
また、今オフ、ヤンキースはマリナーズから左腕のジェームス・パクストン投手をトレードで獲得。有望株3選手とのトレードで補強に成功したパクストンについて、ブーン監督は「彼(パクストン)はここ数年間メジャーで実に素晴らしい投球をしている。彼が引き続き更に成長していくと我々は考えている。彼は先発ローテーションの上位半分に位置する投手だと思うし、本調子ならラインナップの中でも最高の打者相手でも抑えられる投手だと思う。願わくば彼がもう一段上のレベルの投手になれる手助けを我々がしてあげられたらなと思う」と語り、大きな期待を寄せていた。
(Full-Count編集部)