オリックス近藤がチーム初の保留 リリーフの地位向上訴える「次はサインできる」
提示された金額に隔たりはなく「提案だったり、こちらの意見も聞いてもらった」
オリックスの近藤大亮投手が30日、球団事務所で契約更改を行い保留した。チームとしては今年初の保留となった。
前年は55試合に登板し1勝1敗、25ホールド、防御率3.07の成績を残し大幅アップを勝ち取ったが、今季は52試合に登板し3勝3敗、9ホールド、防御率3.33と前年よりも成績を落としていた。
提示された金額に隔たりはなく「提案だったり、こちらの意見も聞いてもらったりして。お互いの意見を伝えあった。もっと話をしたかったのですが時間がなくて。もう一度、話をすることになりました」と明かした。
来季は中継ぎ陣を引っ張る覚悟で挑む右腕。負け試合で投げる投手など中継ぎ陣の地位向上を訴えたとみられる。「自分が背中を見せていかないといけない。今年はチーム防御率も1位だった。来年も優勝を目指してやっていきたい。次はサインできると思います」と、すっきりとした表情だった。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)