ヤンキースが獲得狙うFA先発左腕、総額140億円超の“ダルビッシュ級”契約か
昨季のダルビッシュ並みの契約とNY紙が予想「似た契約を手にする」
カブスのダルビッシュ有投手は昨オフのFA市場で投手最大の目玉となり、6年総額1億2600万ドル(約143億円)の大型契約を結んだ。そして、今オフのFA市場でも「ダルビッシュ級」の大型契約を手にすると報じられている左腕がいる。
「パトリック・コービンが去就を熟考する中、ブライアン・キャッシュマンは選択肢を広げ続ける」と特集したのは、ニューヨークの地元紙「ニューズデイ」。すでにマリナーズからエース左腕ジェームス・パクストン投手をトレードで獲得したヤンキースだが、もう一人のレフティを狙っている。それが、ダイヤモンドバックスからFAとなったコービンだ。今季33試合に登板し、キャリア2度目の200イニングにも到達した左腕は、11勝7敗、防御率3.15の好成績で2度目のオールスター出場も果たした。
11月29日(日本時間30日)にヤンキースタジアムで交渉を行ったコービンは、大型契約を手にすることになるという。記事では「彼は2018年シーズン開幕前にカブスからユウ・ダルビッシュが手にした6年1億2600万ドルに似た契約を手にすることが予想されている。それがヤンキースからになるか、他の球団からになるかは現時点では分かっていない」と分析している。
昨オフのFA投手で最大の契約を手にしたダルビッシュは、移籍1年目の今季は右肘の故障の影響で苦しみ、8試合登板で1勝3敗、防御率4.95という成績に終わった。同じようなメガディールを結ぶと予想されているコービンは、新天地で輝くことができるだろうか。
(Full-Count編集部)