元Gマイコラスが米ラジオで激白 モリーナは予言者!?「先が見えているよう」
地元セントルイスのラジオ番組に電話出演
メジャー復帰1年目の今季、18勝4敗、防御率2.83と大活躍したカージナルスのマイルズ・マイコラス投手。昨季まで3年を過ごした巨人での経験を十二分に生かした右腕は、最多勝のタイトル獲得にも成功した。シーズンオフは一家団欒で過ごす様子を、美人妻で知られるローレン夫人がツイッターやインスタグラムで頻繁に報告しているが、11月30日(日本時間12月1日)にはマイコラス自身がセントルイスのラジオ局「ニュースラジオ1120」に出演。電話インタビューで、現在の様子、今季の振り返りなどについて語っている。
「スポーツオープンライン」という番組に電話出演したマイコラスは、まず自身の2018年を振り返り、「新しい街、新しい仕事、子供の誕生と変化がありましたが、全て上手くいったと思います。セントルイスは素晴らしい街で楽しいです。家族が健康で、全ていい方向に進んだので良かったです」と喜んだという。
米球界復帰1年目ながら、先発ローテの軸として大車輪の活躍を見せた右腕は、今季32試合に先発して18勝(4敗)を挙げ、最多勝の初タイトルを獲得した。さらには、メジャーでは球宴初選出も経験。双子の誕生と重なり、球宴そのものには参加できなかったが、充実の1年になったことは想像に難くない。
カージナルスで圧巻の活躍ができたのはなぜか。チームにフィットした理由として、右腕は快く迎え入れてくれたチームメイトに感謝。さらに「全員が勝利に貪欲で、素晴らしく、楽しいチームメイトでした」と明かしている。
バッテリーを組んだのは、メジャー最強捕手の呼び声も高いヤディエル・モリーナだった。日米野球でも来日したモリーナについて、マイコラスは「アンビリーバブルでした」と絶賛。さらには「彼には試合の先の展開が見えているようでした。出塁させた後、彼の指示通りに投げると、ダブルプレーになるんです」と、まるで予言者のような的確なリードだったと話した。
3人の子供たちとローレン夫人と充実のオフを過ごし、来季にはさらなる活躍が期待される右腕。来季で2年契約が満了となるが、それ以降については「今のことに集中したい」と言及せず。まずはカージナルスでの世界一制覇に向けて全力を注ぐ。
(Full-Count編集部)