ドジャースがロバーツ監督と4年契約延長「究極のゴールは達成できていない」
就任から3年連続プレーオフ進出は球団史上初の快挙
ドジャースは3日(日本時間4日)、日系2世のデーブ・ロバーツ監督と2022年まで4年間の契約延長を結んだと発表した。指揮官は球団を通じて「毎年ワールドシリーズで優勝するチームや環境作りに尽力してきたが、まだ究極のゴールは達成できていない。それが私にとって毎日のモチベーションとなっている」と、悲願の世界一に向けの意気込みを新たにした。
2016年シーズンからチームの指揮を執るロバーツ監督は、日本人の母とアメリカ人の父を持ち、沖縄県で生まれた。就任以来3年連続でナ・リーグ西地区を制し、2017年と今季は2年連続でワールドシリーズ進出。だが、昨季はアストロズ、今季はレッドソックスに敗れ、涙を呑んだ。ドジャース監督に就任以来、287勝200敗、勝率.589の成績で、就任から3年連続でプレーオフ進出に導いた監督は、球団史上初の快挙だという。
ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長は、球団を通じて「ドク(ロバーツ監督)に引き続きグラウンド上のリーダーであり続けてもらうことは、我々にとって今オフの最優先事項だった。それを達成した今、我々の熱烈なファンに世界一をもたらすために、喜んで全精力を注ぎたい」とコメントし、腰を据えて今オフの戦力補強に取りかかることを宣言した。
来季4年目を迎える前田健太投手がすでに所属するが、西武からポスティングされた菊池雄星投手の獲得にも興味を見せているというドジャース。果たして、ここからどんな補強に取りかかるのか。その動きに注目だ。
(Full-Count編集部)