大谷争奪戦の二の舞はゴメン!? ヤ軍の西武菊池獲り参戦をNY紙は大きく報道
「キャッシュマンGMは先発ローテ強化策を引き続き模索している」
「デイリーニューズ」紙ももちろん、昨年の苦い記憶を忘れてはいない。記事では「オオタニ同様、キクチは最終的には西海岸に行きつくと、これまで広く推測されている。だが、いかなるFA争奪戦でも、決してヤンキースを除外してはならない。特に、ブライアン・キャッシュマンGMは先発ローテ強化策を引き続き模索しているのだから」と指摘している。
菊池の場合は大谷と違い、西海岸のパドレス、ドジャース、マリナーズ、エンゼルスといった球団が有力との見方が強く、スタートから東海岸のヤンキースは苦戦が予想されているが、大谷に続いて菊池まで西地区に持っていかれるわけにはいかないというNYメディアの危機感が表れた形だ。
ヤ軍はマリナーズからノーヒッター左腕ジェームス・パクストンをトレードで獲得。CC・サバシアとも再契約しており、さらにFA市場に出ているパトリック・コービン、ダラス・カイケルや、自軍からFAになったJA・ハップらの左腕投手にも食指を伸ばしていると言われている。さらに菊池も……と、先発投手陣の補強にあくなき執念を燃やすスタインブレナー・オーナーとキャッシュマンGM。果たして、ヤ軍は菊池を西海岸の球団から“逆転”で獲得し、昨年の大谷のリベンジを果たすことができるのだろうか。
(Full-Count編集部)