アストロズが日米野球来日捕手チリーノスと1年契約合意 活発な捕手FA市場
古巣レンジャーズは来季1年5億円の契約を選択せず
アストロズは4日、34歳のベテラン捕手ロビンソン・チリーノスと1年契約で合意に達した。米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が自身のツイッターで伝えた。また、ヒューストンの地元テレビ局「FOX26」のマーク・バーマン氏によれば、チリーノス自身が契約合意に達したことを認め、5日(日本時間6日)にヒューストンでフィジカル検査を受けると明かしたという。
ベネズエラ出身のチリーノスは、カブスを経て、2011年にレイズでメジャーデビュー。2013年にレンジャーズへトレード移籍後、テキサスで6シーズンを過ごした。その間にはダルビッシュ有投手とバッテリーを組んだり、今オフには日米野球で来日したり、日本にもなじみが深い選手だ。メジャー通算462試合に出場し、打率.233、68本塁打、204打点の打撃成績ながら、リードには定評がある。
レンジャーズとは来季450万ドル(約5億700万円)のオプション契約があったが、チームはこれを選択せずにチリーノスはフリーエージェント(FA)となっていた。アストロズとの年俸はまだ明らかになっていない。
アストロズは、今季捕手を務めたブライアン・マキャン、マーティン・マルドナド、エバン・ギャティスがそれぞれFAとなっていたため、若手捕手マックス・スタッシーと併用できる捕手の獲得に乗り出していた。今オフFA市場での捕手の動きは速く、カート・スズキ(ナショナルズ)、マキャン(ブレーブス)らがすでに契約を結んでいる。
(Full-Count編集部)