西武木村文&金子侑は500万円増、岡田も520万円増「充実したシーズン」
斉藤彰は300万円増「もっともっとやらなければいけない」
西武は5日、所沢・メットライフドームで7選手と来季の契約を更改。熊代聖人外野手は保留した。
パ・リーグ本塁打王とMVPに輝いた山川穂高内野手、救援の増田達至投手、平井克典投手に加えて、4選手がサイン。4選手の契約年俸、コメントは次の通り(金額は推定)。
○斉藤彰吾外野手(1200万円→1500万円)
「しっかりトレーニングして今季に臨み、身体的にも精神的にも、最初の方はそれが順調に、良い方向に行ってくれました。ただ、もっともっとやらなければいけないと思っています。走攻守、全ての面でまた新しい自分を見つけて、チームに貢献できるようにしたい。レベルアップのために、まだまだやることはたくさんあるかなと思います」
○岡田雅利捕手(2350万円→2870万円)
「銀さん(炭谷銀仁朗)がいて、森(友哉)がいて、ということで、自分自身の試合数は少なくはなったのですが、充実したシーズンだったなとは思います。少ないチャンスの中で、自分のやるべき仕事はできた一年だったなと思います。来季は、バッテリーが若くなると思うので、いろいろな話がもっとできると思います。その中で追求していけたら、自ずと結果は出てくるのかなと思いますし、もともと良いピッチャーが多いと思う。盛り立てられるようにしていきたい」
○木村文紀外野手(1860万円→2360万円)
「日本シリーズには出られなかったですが、優勝できましたし、レギュラーが固定されている中、少ないチャンスだったのですが、その中では結果を出すことはできたかなと思っています。特に、左投手への先発起用でしっかりと結果を出せたところが一番の収穫でした。これを継続的に来年ももっとキャリアハイ目指してやっていきたい」
○金子侑司外野手(5000万円→5500万円)
「(成績的に)下がっても仕方がないと思っていたので、(年俸アップは)正直、びっくりしました。ありがたかったです。球団からは『全てにおいて、もっとできると思っている』と言っていただきました。今季は、期待もしていただいて、試合にもたくさん出させていただきましたが、自分を応援してくれたり、信じてくれていた人たちをさんざん裏切ってがっかりさせてしまった。自分が一番がっかりました。しんどかったです。来季は、自主トレからお世話になってきた(松井)稼頭央さんが二軍監督になられるので、一度も顔を合わさずに、上でバリバリ活躍するのが恩返しだと思う」。
(上岡真里江 / Marie Kamioka)