台湾野球といえば…ハム加入の王柏融も全力で支えたラミガールズ

Lamigoを語る上で、ラミガールズについて語らずにいられない

 Lamigoといえば、すでにマニアの間では認知も深く、話題となっている「ラミガールズ」の存在を忘れてはならない。

 ラミガールズは有名歌手で俳優の孫協志氏監修のもと芸能活動にも参入している。スタジアムでの応援はもとより、各種イベントでのダンスパフォーマンス、写真集やCDの発売など精力的に活動している。

 試合では“チアリーダー”として試合に参加。一、三塁側のベンチの上に立ち、キャッチーなダンスでチームの応援を牽引している。日本フェスタなど各種イベントでも存分に活躍を見せ、日本でもメディアに取り上げられるなど、日本人ファンも存在する。

 また、2018年シーズンは「伝説のビール売り子」こと、球界初の売り子アイドル、ロッテの「カンパイガールズ」として活躍していた今井さやかさんもラミガールズのメンバーだった。今井さんは桃園国際棒球場の観覧ツアー開催や日本人フェスタ「YOKOSO桃園」では、試合アナウンスを日本語で行うなど精力的な活動をしている。

 ラミガールズにはロッテ李杜軒の妹のリー・ヤーシェンも在籍。毎年、新メンバー選出のためのオーディションを開催し、老若男女から人気を博している。ラミガールズは台湾プロ野球の見どころの1つとなっている。

 Lamigoモンキーズは「Lamigo TV」という独自のインターネットメディアを持っている。活動内容は動画配信がメインだ。ホーム公式戦全試合をインターネットで無料配信し、テレビ中継と同角度の映像のほか、ダッグアウト、ブルペン、スタンドのラミガールズの応援風景という合計4つから好きな映像を逐次自由に選択できる。また、高画質で編集されるダイジェスト映像も随時配信している。オフ日には選手やラミガールズのインタビュー等を配信し、一年中Lamigoを楽しめるシステムができている。

 アイドル級の美少女たちを間近にして、一緒に応援できることも驚きだが、そのコンテンツを最大限に生かす取り組みやハード面の整備など、プロスポーツ球団としての戦略も備わっている。ぜひ、その熱気を現地で味わってもらいたい。

【写真】台湾野球を“美貌”で支える…Lamigirlsの美女4人の集合ショット!

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