イチロー、近日中にマリナーズと再契約へ 代理人ボッグス氏「年内にも発表」
ディポトGMは来年の日本開幕戦へ帯同させると明言
イチロー外野手の代理人を務めるジョン・ボッグス氏が9日(日本時間10日)、ウインターミーティングの会場ホテルを訪れ、マリナーズとの再契約について「年内にも発表できると思う」と見通しを語った。
今季6年ぶりにマリナーズに復帰したイチローは、5月3日にメジャー選手登録から外れ、会長付特別補佐に就任。以来、変わらずに試合前の練習に参加しながら、選手とチームのサポートを続けた。
現在45歳のイチローは、最低でも50歳まで現役を続けると宣言している。また、マリナーズのジェリー・ディポトGMは来年3月20、21日に日本で開催される開幕戦にイチローを帯同することを明言。2月から始まる春季キャンプには招待選手として参加し、日本開幕戦にベンチ入りさせる見通しを語っていた。
メジャー史上30人目の3000本安打達成を果たした“レジェンド”について、ボッグス氏は「インセンティブ(出来高)を含めて、今、詳細を詰めているところだ」とマリナーズとの再契約の進捗状況について言及。「そんなに時間はかからないだろう」と早期決着に自信を見せた。
イチローは今季75万ドル(約8430万円)+出来高の契約を結んでいたが、来季の契約もこれに準じた形となりそうだ。
(佐藤直子 / Naoko Sato)