ヤンキース、菊池雄星獲得へ超本気 GMが代理人と接触認める「話をした」

ポスティングによるメジャー挑戦を目指す菊池雄星【写真:荒川祐史】
ポスティングによるメジャー挑戦を目指す菊池雄星【写真:荒川祐史】

ウインターミーティング開始前にすでに接触

 ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが10日(日本時間11日)、米ネバダ州ラスベガスで開催中のMLBウインターミーティングで記者団の質問に応じ、西武からポスティングされた菊池雄星投手獲得について、代理人のスコット・ボラス氏と正式な話し合いを持ったことを認めた。

 日本人左腕について質問されたキャッシュマンGMは「彼は先発投手で、アメリカに戦いの場を移そうとしている。我々は熱心に彼のスカウトをしてきた」と話し、長らく菊池に注目してきたことを明かした。また、「スコット・ボラスとキクチについて話をした。正式な形での話し合いだった。ここに来る前に話した」とし、ウインターミーティングが始まる前に、すでにボラス氏と菊池獲得に向けて接触を図っていたことも認めた。

 今オフ、ヤンキースはすでにマリナーズから左腕ジェームズ・パクストンをトレードで獲得。さらに、ベテラン左腕CC・サバシアとも再契約したが、さらなる先発ローテーションの強化を目指し、ダラス・カイケルやJA・ハップらFA選手の獲得やトレードを画策している。これまで菊池も獲得候補として名前が挙がっていたが、キャッシュマンGMは改めて日本人左腕獲得に向けての熱意の高さを示した形になる。

 ヤンキースには田中将大投手が所属。ニューヨークの名門チームで、日本人2投手の先発ローテ共演は実現するだろうか。

(Full-Count編集部)

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