大谷翔平は米球界の“変革者” 新監督が二刀流増加を予想「大きなインパクト」
ルーキーシーズンを改めて絶賛「これから二刀流の選手が登場することになる」
エンゼルスの新監督に就任したブラッド・オースマス氏が、大谷翔平投手の衝撃的なルーキーシーズンを改めて絶賛。米国でも若い世代で投打をこなす二刀流選手希望者が更に増加すると分析している。
12日(日本時間13日)にラスベガスで行われているウインターミーティングで記者会見に出席した新監督。昨季はエンゼルスでビリー・エプラーGMの特別補佐としてチームを支えたが、大谷の1年目の印象について質問を受けると、「彼はまずまずだったのではないだろうか?」と笑顔でジョークを披露。そこからシリアスモードに突入した。
「いや、彼は長い間誰もなし得なかったことをやってのけている。皮肉なことに、彼の活躍から、これから二刀流の選手が登場することになると考えている。そうなるだろう。単なる流行と呼びたくはない。アスリート、特に若いアスリートや若い野球選手はこう言うだろう。“ちょっと待った、なぜ両方できないんだ?”と」
全米で二刀流センセーションを巻き起こした大谷の活躍に刺激を受け、二刀流を目指す若きアスリートが今後増えるのでは、と持論を展開。「そういった意味で、彼は野球界の若手を前進させる大きなインパクトを残していると思っている」と続けた。
大谷は今や米球界の変革者――。指揮官は二刀流の男のルーキーシーズンに残した功績を高く評価している。
(Full-Count編集部)