マリナーズが三角トレード敢行、通算380発エンカーナシオン獲得で大砲補強

2017年にはインディアンスでチームメートだったエンカーナシオン(左)とサンタナ【写真:Getty Images】
2017年にはインディアンスでチームメートだったエンカーナシオン(左)とサンタナ【写真:Getty Images】

通算198発サンタナを獲得後わずか10日でインディアンスへ放出

 今オフ、活発な動きを見せているマリナーズが13日(日本時間14日)、米ネバダ州ラスベガスで開催されていたMLBウインターミーティングの最終日に大型三角トレードを成立させた。10日前にフィリーズからトレード獲得したばかりのカルロス・サンタナ内野手をインディアンスに放出し、インディアンスから通算380発のDHエドウィン・エンカーナシオンと2019年ドラフト指名権、そして600万ドル(約6億8200万円)を獲得。さらに、マリナーズはレイズへ500万ドル(約5億6800万円)を送り、レイズはインディアンスから三塁手ヤンディ・ディアスと右腕コール・サルサーを獲得し、インディアンスはレイズから一塁ジェイク・バウアーズを受け取ることになった。

 ウインターミーティングに先駆け、すでに4件の大きなトレードを成立させていたマリナーズが、また動いた。12月3日(同4日)にフィリーズからトレードで獲得した一塁手サンタナを、わずか10日後にインディアンスへ放出。日米野球で来日し、通算198本塁打を誇るサンタナにとっては1年ぶりの古巣復帰となる。

 その代わりに、インディアンスから通算380発&7年連続30発以上の大砲エンカーナシオンを獲得。今季限りでFAとなったDHネルソン・クルーズの代役を手に入れた。地元紙「シアトル・タイムズ」によれば、マリナーズは、さらにインディアンスから2019年ドラフトで全体77番目の指名権と600万ドルを受け取るという。

 ウインターミーティング最終日に大砲獲得に成功したマリナーズ。この後は、西武からポスティングされた菊池雄星投手の獲得に本腰を入れることになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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