イチローの“強奪”キャッチ、大興奮3実況に再び脚光「決して終焉を迎えません」
開幕2戦目の本拠地インディアンス戦で柵越え寸前のホームランを“強奪”
マリナーズのイチロー外野手は来シーズンの選手復帰に向け、年内にも再契約を行う見通しとなっている。ウインターミーティングでは代理人を務めるジョン・ボッグス氏が「年内にも発表できると思う」とコメントしている。レジェンドの復帰に期待が高まる中、MLB公式サイトのスペイン語版公式ツイッターは今季イチローがみせた本塁打強奪を返っている。
今季6年ぶりにマリナーズに復帰したイチロー。5月3日にメジャー選手登録から外れ、会長付特別補佐に就任したが、開幕2戦目でスーパーキャッチを披露した。
3月31日(日本時間4月1日)の本拠地インディアンス戦。左翼を守るイチローは3回にラミレスが放った大飛球をフェンスギリギリのところでジャンプし、柵越え寸前のホームランを“強奪”。球場はスタンディングオベーションに包まれた。
同ツイッターは近年米国で定着している「#TBT(Throw Back Thursday)」の企画として、この動画を公開。「“本塁打強奪”(特集)ウィークを言うことで、我々はこのTBT(Throw Back Thursday)をイチロー・スズキとこの素晴らしい(本塁打)キャッチに捧げることにしよう」とコメントを添え、大興奮する3つの実況を並べている。
・地元テレビ局「ROOTスポーツ・ノースウエスト」
「ジャンプして…捕りました! イチローはシアトルでの“第2章”に爪痕を残しました! 44歳の将来の動画をストックに入れておきました。殿堂入り選手にスタンディングオベーションです! イチローとの恋愛関係は決して終焉を迎えません」
・地元ラジオ局「ESPNシアトル」
「彼は捕りました! イチローが捕りました!!! ラミレスの本塁打を奪い取りました! 何というプレーでしょう。イチローはここセーフコフィールドでスタンディングオベーションを受けています」
・敵地クリーブランドのラジオ局「WTAM」
「スズキが捕りましたジャンプします! 捕りました!!! 彼はホセ・ラミレスから本塁打を奪いました! 44歳の彼は、24歳かのようにプレーします! ラミレスは未だに信じられていません!何というプレーでしょう!」
ベテランになっても衰えを知らないレジェンドのスーパーキャッチに各実況は大興奮。最後の実況では「イチロー」ではなく興奮したあまり「スズキ」と呼んでしまうほど。来季マリナースでの迎えようとしている“第3章”では一体、どのようなプレーを見せてくれるのか注目だ。