大谷翔平は「3冠王カブレラ+ワイドレシーバー」? 新監督は才能に惚れ惚れ

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

14日まで行われたウインターミーティングで記者会見に出席したオースマス新監督

 エンゼルスの新監督に就任したブラッド・オースマス氏が大谷翔平投手の打撃とスピードを大絶賛している。ラスベガスで行われ、13日(日本時間14日)に閉幕したウインターミーティング。期間中に記者会見に出席した新指揮官は、大谷の打撃をかつて監督を務めたタイガースの3冠王ミゲル・カブレラ内野手クラスと絶賛し、走力はNFLの“ワイドレシーバークラス”だと評した。

 オースマス新監督は、ア・リーグ新人王に輝いた才能に惚れ込んでいた。「彼はとにかく凄まじい才能なんだ。テンピでの初日の打撃練習を私も見たことを覚えている」。今季開幕前のスプリングトレーニングにGM補佐として同行していたオースマス氏は、初めて見た時の大谷の打撃に衝撃を受けたことを改めて明かした。

「打撃練習でまず目に付いたのは、バットから飛び出す打球だ。自分が唯一表現できるとするなら、ミゲル・カブレラにすごく似ている。この男たちは信じられないほどのパワーがある。さらに特筆すべきは、反対方向に打ち込むパワーがあるということ。あのような選手をお目にかかることはできない」

 2014年から4年間タイガースを指揮したオースマス氏は、2012年に現役選手で唯一となる3冠王に輝いたカブレラと大谷を比較。さらには、打撃だけではなく、そのスピードにも感嘆の声をあげた。

「他にも、彼のスピードは実に印象的だった。守備機会が少ないので、あまり披露する機会はないのだが。そして何度も話しているけれど、あの背の高さで、あのスピード。あれなら、彼はNFLのワイドレシーバーにもなれるだろう。スピード自慢の1人なんだ。トラウティ(マイク・トラウト)とどちらが速いかわからないけれど、2人はともに球界の韋駄天だね」

 新指揮官は、フィジカルモンスターの集まるアメフトでも特段スピードの求められるワイドレシーバーになぞらえて、そのスピードを絶賛。2012年に盗塁王に輝いたエンゼルスのスーパーアスリートであるトラウトにも匹敵するほどのスピードとも評価した。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY