AJ、マギーは日本一貢献 ユーキリス、ゴームズも…楽天は大物外国人を続々獲得
投手ではラズナーが先発、救援両方で活躍
楽天の外国人の特長は「大物が多い」こと。MLBファンを自認する三木谷オーナーの意向もあって、MLBの一流選手をしばしば獲得してきた。
その筆頭が、黄金時代のブレーブスで活躍し、MLBで1933安打434本塁打を記録したアンドリュー・ジョーンズだ。ゴールドグラブを10回もとった外野守備の名手だが、36歳で来日した2013年は主としてDHでプレーし、26本塁打94打点でチーム初優勝に貢献した。また同年に入ったケーシー・マギーもブルワーズ時代に104打点を挙げた一線級のメジャー・リーガーだった。マギーはMLBに復帰しカムバック賞をとったのちに、巨人に入団している。
その他にも、レッドソックスのスター選手だったケビン・ユーキリス、MLB162本塁打のジョニー・ゴームズなどの有名選手がプレーした。
最多安打はホセ・フェルナンデス。2003年にロッテでNPBデビューを果たしてから、西武、オリックスを含むパ・リーグ4球団、計11シーズンもプレーした。
最多本塁打は現役のゼラス・ウィーラー、MLBでの実績には乏しかったが、2015年に来日すると勝負強い打撃とハッスルプレーで人気となった。2018年には外国人初の副キャプテンに。来季の残留も決まり、チームの顔の一人となっている。2017年にはこのウィーラーとペゲーロ、アマダ―の3人が規定打席に達した。これはNPB史上初だった。
投手ではダレル・ラズナーが、先発でも救援でも活躍。14勝40セーブはいずれも1位だ。最近は、優秀な救援投手が登場している。今季、不振の松井裕樹に代わってクローザーを務めたフランク・ハーマン、昨年のポストシーズンで活躍して注目され、今季は救援投手として5勝6ホールドを挙げた宋家豪だ。
すでに楽天はジャバリ・ブラッシュ、アラン・ブセニッツという新外国人を獲得している。来季はどんな活躍を見せるだろうか。
(Full-Count編集部)