MLB公式が厳選した4つの超美技 「モンスター級」の外野守備ベストプレー

レッズからロイヤルズに移籍するビリー・ハミルトン【写真:Getty Images】
レッズからロイヤルズに移籍するビリー・ハミルトン【写真:Getty Images】

MLB公式が2018年の外野守備でトップ4を選出 ベストは?

 今季も数々の超ド級のプレーが幾つも飛び出したMLB。シーズンオフも真っ只中となっている14日(日本時間15日)、MLB公式ツイッターは「外野手のベストプレーはどれだろう?」と題した動画を公開し、今季、MLBで見られた数々のスーパープレーの中でも、4つの超美技が厳選されている。

 最初に登場するのは、レッズの韋駄天外野手で、このオフにロイヤルズへ移籍が決まった名手ビリー・ハミルトン。見送ればホームラン、という大飛球に、自慢の快足を飛ばして打球を追うと、最後はフェンス手前でジャンプ。フェンスに激突しながらも、キャッチしたボールを離さず、今季36本塁打を打ったマット・カーペンター内野手(カージナルス)のホームランを完璧に阻止した。

 続いて、今季MLBデビューを果たしたアスレチックスのラモン・ラウレアーノのプレー。左中間に弾き返された大飛球を背走しながら、ギリギリのところでキャッチ。さらに、飛び出していた一塁ランナーを見逃すことなく、強肩発動。左中間最深部から投じられたボールは、なんとノーバウンドの一塁手へのストライク送球となり、ものの見事にダブルプレーを完成させた。

 3番目に登場したのは、ブルワーズのキーオン・ブロクストン。センターを襲った大飛球に、タイミングを合わせるようにして大ジャンプ。打球がフェンスを超える寸前のところで、ブロクストンのグラブに吸い込まれ、見事な本塁打“強奪”キャッチとなった。

 最後を締めたのはMLB屈指の守備力を誇るブルージェイズのケビン・ピラー。打った瞬間、投手はホームランを確信しがっくりとうなだれたが、ピラーは諦めなかった。懸命に打球を追うと、フェンス際でジャンプ。さらに、フェンスを右足で蹴って、もう一段階ジャンプ。見事な“三角飛び”でホームラン性の当たりをキャッチした。

 どのプレーも難易度が高く甲乙つけがたい、超美技と呼ぶにふさわしいプレー。MLB公式ツイッターの「4人のファイナリスト。どの選手を選ぶ?」との問いかけに対し、様々なファンの声がコメント欄に届けられ、議論が繰り広げられている。

「捕球ならピラーだけど……ラウレアーノのプレーがすごい!」

「最高の捕球はピラー、次点はブロクストン。だけど、最高の守備プレーはラウレアーノだと思う」

「モンスター級の外野手のプレー……全員1番になるのに値するよ。ラウレアーノの捕球とセンターからの送球がすごい!!!!」

「間違いなくラモン・ラウレアーノ。完璧な守備プレー!」

「スーパーマン! ピラー」

「ラウレアーノ。でもJBJが入っていないのはなぜ?」

「ラウレアーノ。あんな送球は見たことがない」

「ビリーだよ。他の捕球も良いけれど、ビリーの捕球は桁違いだ」

「ピラーの捕球が一番素晴らしい」

「ピラー。あの高いフェンス!!!」

「ブロクストン。断トツだよ」

 ファンの声の中ではラウレアーノが若干優勢となっていたが、あなたならどのプレーを選ぶ?

【動画】外野守備の「ベストはどれ?」 ”モンスター級”MLB公式厳選4つの超美技

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