日本ハムが新助っ人右腕バーベイトを獲得 「日本でプレーする夢が叶った」
金子、ハンコック、王柏融に続く4人目の補強に
日本ハムは20日、来季の新助っ人として前タイガースのジョニー・バーベイト投手と契約が合意に達したと発表した。バーベイトは26歳の右腕でメジャー通算44試合登板の実績を持つ。日本ハムは今オフ、金子弌大、ハンコック、王柏融に続く4人目の補強となった。
今季はタイガースで7試合に登板し、0勝0敗0セーブ2ホールドだったバーベイトだが、3Aでは33試合に登板して0勝3敗12セーブ3ホールド、防御率1.45の好成績を残している。昨季はパイレーツでメジャー24試合に登板している。
バーベイトは球団を通じ「日本ハムファイターズならびにファンの皆様、私は、歴史ある素晴らしい球団でプレーすることを今から楽しみにしています。日本でプレーするという私の夢を叶えることができました。素晴らしいファンの皆様がいるからこそ、ファイターズはみんなが楽しめる新球場を建設していくのだと思います。新球場がオープンする際も、ファイターズの一員として、素晴らしい観衆の前でプレーすることを望んでいます」とコメントを出した。
また、バーベイト獲得に際して、栗山英樹監督もコメントを出し「投手陣の一層の強化に繋がるバーベイト選手の獲得に、大変喜んでいます。これまでは主にリリーフでの活躍が目立ちましたが、カーブとスプリットの両方を持ち合わせるなど球種が豊富という印象を受け、先発もこなせる万能さを有する右腕だと好印象を抱いています。ストレートも150キロ台前半をコンスタントに投げ込み『柔』と『剛』を使い分ける器用さも、高く評価しています。2017年はメジャーで24試合登板しており、経験も申し分ありません。今季は主に3Aでの登板でしたが、33試合で防御率1.45。被打率.191と抜群の安定感を見せています。『どんな場面でも投げる』と、頼もしい言葉をもらっています。先発挑戦への意欲もあるようですから、ローテーションの一角を担う可能性が極めて高いとみています」と語り、先発ローテの一角を争う候補として期待を示している。
(Full-Count編集部)