MLB注目のキューバ人選手は…トップ3に鷹デスパ、グラシアル、モイネロ登場

モイネロも高評価「キューバ野球連盟に所属する最高の左投手」

 3位で登場するのは、これまたソフトバンクのリバン・モイネロ投手だ。2年目の今季は49試合に投げ、5勝1敗13ホールドの成績で、防御率こそ4.53と奮わなかったが、ブルペンから日本一に貢献した。寸評では「現在、キューバ野球連盟に所属する最高の左投手」と断言。カリビアンシリーズやWBC、パンアメリカ・ゲームスに出場した国際大会での経験とともに、日本での成績も紹介されている。

 4位には、昨季ロッテでプレーしたロエル・サントス外野手が登場。サントスは現在、コロンビアリーグのバランキージャに所属している。

 また、6位にはソフトバンクの育成選手、オスカー・ルイス・コラス外野手が登場。「キューバ球界屈指の有望株」である20歳は、ここでも「投手と打者と同様に優れたスペシャルな能力を持っている」と二刀流であることを紹介されている。

 そして10位には、中日のライデル・マルティネス投手がランクイン。「素晴らしい速球があり、変化球の制球に優れている」と評された21歳右腕は、今季7試合に投げて1勝3敗、防御率6.65。「爆発的なデビューではなかったが、実力のほどを披露」と評価され、「現時点で注目の海外プロスペクトの1人だ」とされた。

 トップ10の中に、日本球界にゆかりのある選手が6人もランクイン。メジャーとキューバの関係性の変化は、日本球界におけるキューバ人選手の事情にも大きな影響を与えそうだ。

(Full-Count編集部)

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