2018年契約更改はどうなった? アップ率3位に松坂大輔、最高年俸は菅野に
岡本が567%増、岩本は500%、松坂が433%
○アップ率トップ3
巨人・岡本和真 1200万円→8000万円(567%増)
オリックス・岩本輝 200万円→1200万円(500%増)
中日・松坂大輔 1500万円→8000万円(433%増)
アップ率のトップは巨人の岡本。今季一気にブレークし、巨人の4番も任されることに。史上最年少で3割30本塁打100打点を達成し、1200万円から8000万円まで跳ね上がった。6800万円増も凄いが、そのアップ率は球団史上最高の567%増となった。2位に入ったのはオリックスの岩本輝投手。今季途中にオリックスに加入したため、年俸は200万円。中継ぎとして終盤に活躍し、17試合で1勝2敗0セーブ5ホールド、4.30。年俸は6倍の1200万円となり、アップ率は500%だった。
3位に入ったのは、ソフトバンクを退団し、テストを経て今季から中日に加入した松坂大輔投手。4241日ぶりの白星をマークしただけでなく、チーム2位タイとなる6勝をあげた。復活を果たしただけでなく、球団の営業面にも大きく貢献し、1500万円から来季の年俸は8000万円となり、アップ率は433%。これに続くのはオリックスの山本由伸投手(800万円→4000万円、400%増)、ソフトバンクの加治屋蓮投手(1000万円→4800万、380%増)。
○ダウン額ワースト3
和田毅 3億円減(1億円)
今江年晶 1億5000万円減(5000万円)
上原浩治 1億5000万円減(5000万円)
大きな活躍を見せて大幅なアップを勝ち取った上の面々と対照的に、厳しい提示を受けた選手がこの3人。ソフトバンクの和田毅投手は左肩痛の影響で、今季は1軍登板なし。球団史上最高ダウン額となる3億円減の1億円で契約を更改した。楽天の今江年晶内野手は127試合で打率.276、10本塁打49打点と2016年の移籍後、最高の成績を残したものの、1億5000万円減の5000万円に。オフに自由契約となり、巨人と再契約した上原も同じく1億5000万円減の5000万円になった。ソフトバンクの長谷川勇也 外野手が、1億円減の年俸1億円でこの3人に続く。(金額はすべて推定)
(Full-Count編集部)