元阪神ロサリオが捕手復帰に意欲 練習動画を公開「ゴール、集中、決意」
2012年ロッキーズでは正捕手として新人王争い4位
元阪神のウィリン・ロサリオ内野手が29日(日本時間30日)、自身のツイッターを更新し、今オフは捕手復帰に向けてトレーニングを積んでいることを明かした。
阪神では内野手として登録され、一塁で起用されていたロサリオだが、元々はキャッチャーだった。ロッキーズ時代の2011年には捕手としてメジャーデビュー。翌2012年は打てる捕手としてレギュラーの座を射止め、新人王争いで4位に入った。その後も2シーズンを正捕手としてプレーしたが、パスボールが多く、2015年から一塁手に正式転向。打撃に専念するようになった。2016年から2シーズンを過ごしたKBOハンファでも主に一塁を守り、捕手復帰となれば5年ぶりとなる。
キャッチャーミットを持ってシンガードを着けたロサリオは、捕手のように構えた状態から、低めのボールを後ろに逸らさず捕球する練習動画を公開。スペイン語で「練習しない日はない。ゴール、集中、決意!」と意欲溢れる言葉を並べた。
現段階ではまだ来季の所属先は決まっていないが、今オフは母国ドミニカ共和国でウインターリーグに参加。24試合に出場し、打率.278、1本塁打、8打点の成績を残していた。5年ぶりの捕手復帰を目指せるほど万全な状態に整っているロサリオだが、なんとか念願の米球界復帰を叶えたいところだ。