DeNA今永、豪州最終登板で6回1H13K無失点の快投 16打者連続凡退の圧巻劇
豪州では6先発で無傷の4勝、防御率は0.51
オーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)のキャンベラ・キャバルリーに派遣されているDeNAの今永昇太投手が29日、帰国前最終先発となった本拠地オークランド戦で6回を1安打13奪三振無四球無失点の快投を披露した。滞在中には通算6試合に先発し、4勝0敗、防御率0.51という圧倒的な成績を収めた。
今永が異国で有終の美を飾った。本拠地でのオークランド戦に先発すると、初回2死からセンターへ二塁打を弾き返されたが、次打者を空振り三振。そこから6回を83球で投げ終えて降板するまで、打者16人を連続凡退に仕留める圧巻の投球を見せつけた。
地元紙「キャンベラ・タイムズ」電子版では「今永“最高”の旅立ち キャンベラがオークランドに勝利」の見出しでリポート。「キャバルリーに強烈なインパクトを残して日本へ戻る」と伝えた。
今永は豪州での6先発で記録した自責点は、わずかに2。被安打数も14で1試合に2、3安打しか許していないことになる。同時に35イニングを投げて57奪三振をマークする一方で、与えた四球は1だった。
今季は23試合に投げて4勝11敗4ホールド、防御率6.80と思うような成績を残せなかった25歳左腕。オーストラリアで成長した姿を2月1日のキャンプイン時に披露したい。
(Full-Count編集部)