マ軍、ベテラン放出でイチローが“重要人物”? 米メディア「失うものは何もない」
今年3月に東京ドームで行われる開幕カードで選手として“復帰”する見込みのイチロー
メジャーリーグは2019年シーズンを迎える。西武からポスティングシステムを利用した菊池雄星投手はマリナーズと合意。イチローとの“共演”にも大きな注目が集まりそうだ。そんな中、米メディア「the Score」はMLB各球団の新年の誓いを特集。マリナーズの抱負は「イチローをプレーさせる」ことであるべきだと指摘している。
今オフはチーム再建のために高額なベテラン選手をトレードで放出。二塁手カノと守護神ディアスはメッツへ、捕手ズニーノはレイズへ、遊撃セグラはフィリーズへ、左腕パクストンはヤンキースへ移籍するなど大規模な動きを見せた。
そんな中でもイチローは今年3月に東京ドームで行われる開幕カードのアスレチックス戦で、選手として“復帰”する見込みでトレーニングを続けている。米メディア「the Score」はマリナーズの抱える抱負を「イチローにプレーさせる」べきであるとレポート。
記事ではベテラン選手を放出したことで「東京での開幕シリーズ後、イチローをロースターに残さないもっともらしい根拠を排除したのだ」と、イチローが開幕戦後も戦力として球団に残る可能性を指摘している。
「マリナーズがこの45歳のレジェンドを4番目の外野手として起用することで失うものは何もない。勝利は問題ではない。スコット・サービス監督は週に1、2回、イチローにジェイ・ブルースと書かせたり、代走や投球でさえさせるだろう。彼がいれば、マリナーズの惨めな2019年シーズンは最悪から遥かに遠ざかるだろう」
イチローに対する期待は高く外野手の「第4の男」、そして監督を補佐する役割をこなすことも期待している。
(Full-Count編集部)