2018年の大谷翔平名場面 “幻の完全”にメジャー洗礼…編集部が選ぶ5傑【投手編】

注目浴びるメジャー初登板で不安を一掃

○第1位:メジャー初登板初勝利

 注目のメジャー初登板は、4月1日の敵地アスレチックス戦だった。2点リードの2回、チャップマンに左中間へ逆転3ランを浴びたが、日本人メジャーで初めて計測した最速99.6マイル(約160キロ)の剛速球、スプリングトレーニングで対応に苦しんだスプリットで攻め、6回3安打3失点6奪三振。2016年のドジャース前田健太以来となるメジャー初先発初勝利を飾った。

 開幕戦に打者で先発出場し、開幕10試合以内に投手でも先発登板したのは1919年のベーブ・ルース以来99年ぶり。「ここまで来たんだ、というより、始まったな、というのが強い」と大谷。メジャーでの二刀流が本格的にスタートを切った。

 10月1日に右肘手術を受け、投手復帰は2020年以降となる。19年シーズンで投手・大谷は見られないが、帰国後の会見で「長期的に見たときに健康な状態で不安なく、マウンドで自分のパフォーマンスを出せるようになるのが一番。そのために必要な手術」と話していた。右肘手術から完治した投球が今から待ち遠しい。

(Full-Count編集部)

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