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侍U-12仁志監督が指導者に伝えたい指導理念「指導者ではなく子供に最適な指導」

1月5日に群馬県前橋市で行われた「ぐんま野球フェスタ2019」では、侍ジャパンU-12代表監督の仁志敏久氏が指導者向けの野球教室と講演を行った。

仁志氏が考えるチーム作りの具体的な理念とは…

 仁志氏はさらに、チーム作りの具体的な方法論を紹介した。

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○指導理念
まず子供たちの安全(環境、健康)を考える。今後の(野球)人生のヒントを与える。そして、常に中心的な存在になれる人材作りを行う。

○チームを作る
約束事やルールを作る。言うべきことはすべて事前に言う。キャプテンを中心に子供たちだけの社会を作る。話を聞く時間、する時間を設ける。特に聞く時間が大事。

○話を聞く側の環境を整える
太陽の位置を見て、子供たちの顔に直射日光が当たらない位置で話す。暑い日は日陰を見つけ、疲れている状況では座らせる。落ち着いた時間に話す。

○練習メニューへのこだわりと工夫
必ず事前にその日のスケジュールを作り、練習前に内容の説明をする。いつまで同じ練習を続ければいいのかわからない練習は効果が薄い。練習ごとにテーマを作り、説明する。長くやればいいということではなく、時間設定には注意が必要。

 ここで仁志氏は、2016年に米ダイヤモンドバックスのマイナーキャンプにコーチとして参加した時のプログラムを紹介した。練習は朝7時の食事から始まり、12時過ぎには終わるが、この間、日本のキャンプのように休憩はなく、選手は細かなメニューを次々と消化する。鍛えられていない選手はこれをこなすのは難しい、と話した。

 さらに「試合に向かう時に考えること」として「必要な練習はしたか?」「注意事項は事前に伝えたか?」を確認するとともに、指導者の「勝ちたいオーラ」は控えめにするようにとアドバイス。「所詮ミスは出る」と覚悟することが大事だとも強調した。

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