フィリーズがハーパー獲りに本腰 オーナー自らラスベガス訪問→交渉と米報道
ハーパーはすでにナショナルズを含め3球団と直接交渉
フィリーズが目玉FA外野手ブライス・ハーパー(ナショナルズFA)獲得に向け、本気度を上げた。米全国紙「USAトゥデー」によれば、フィリーズは12日(日本時間13日)にハーパーが居を構えるラスベガスへ出向き、代理人スコット・ボラス氏を交えた初の直接交渉を行うが、その席に球団オーナーのジョン・ミドルトン氏も参戦するという。
今オフがスタートして間もなく、ミドルトン氏は「呆れるような金の使い方も辞さない」と大型補強を宣言。ここまでアンドリュー・マカッチェン外野手、デビッド・ロバートソン投手とFA契約を結び、すでに7300万ドル(約79億4000万円)を使っているが、まだまだアグレッシブな姿勢は崩さないようだ。
記事によれば、フィリーズはこれまでハーパー獲得に向け、昨年12月にラスベガスで行われたウインターミーティングで代理人のボラス氏と話し合いを持ったが、ハーパーとカイラ夫人とは直接会ってはいなかったという。ハーパーはすでにホワイトソックス、ドジャースの首脳陣と直接会い、熱いラブコールを送られており、古巣ナショナルズのオーナー、テッド・ラーナー氏とも話し合いをしている。
ハーパーの契約は10年3000~4000万ドル(約326億2700万~約435億円)にも上ると目されているが、果たしてどのチームとどんな大きさの契約で決着を見るのだろうか。
(Full-Count編集部)