人的補償で広島移籍の長野、新背番号は? 1桁なら「5」「9」が空き、「77」も…
「5」は2015年まで栗原→2016年はルナ、丸が背負った「9」も空き番号
巨人と広島は7日、FA権を行使して巨人に移籍した丸佳浩外野手の人的補償として長野久義外野手が広島に移籍することを発表した。炭谷銀仁朗捕手の人的補償として内海哲也投手が西武に移籍したのに続く、生え抜き功労者の人的補償での流出は驚きを持って伝えられ、衝撃が広がった。
2009年のドラフト1位で巨人に入団した長野。2010年のルーキーイヤーに128試合に出場して打率.288、19本塁打52打点をマークして新人王。2年目には打率.316で首位打者、3年目には173安打で最多安打を獲得した。2011年から3年連続でベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞し、球界屈指の外野手として活躍した。
その長野が入団から一貫して背負ってきたのが、背番号「7」。巨人では柴田勲氏や吉村禎章氏(現打撃総合コーチ)、二岡智宏氏が代々、背負ってきた由緒ある背番号だった。では、新天地で長野の背番号は、何番になるのだろうか。
広島で現在、空き番号となっているのは5、9、11、18、25、74、77、81、94、98、99。長野ほどの実績の持ち主であれば、やはり1桁番号の「5」か「9」になる可能性が高いだろう。「5」は2015年まで栗原健太氏(現楽天打撃コーチ)が背負い、その後は助っ人のルナが着けていた。ここが最有力か。「9」は昨季までの丸の背番号。内海は炭谷の「27」を引き継ぐ形となったが、それと同様に「9」を継承することになるか。
昨季で引退した新井貴浩氏が背負っていた「25」は、前任者の偉大さや背負う重圧の大きさ、広島ファンの心情も考えれば、考えにくいか。これまで背負ってきた愛着ある「7」に絡む「77」や、かつての中村紀洋氏や昨季の松坂大輔投手のような、再出発を連想させる「99」というのもあり得るかもしれない。
(Full-Count編集部)