八百長加担でKBO永久追放の韓国人右腕、メキシコ球団に加入「ローテの一角」
モンテレイ・サルタンズが入団を正式発表「パク・ヒョンジュンがやって来た」
八百長に加担したとして韓国プロ野球(KBO)から永久追放処分を受けた朴顯俊(パク・ヒョンジュン)投手が、メキシカンリーグのモンテレイ・サルタンズに入団すると、球団公式サイトが正式発表した。
サルタンズは公式サイトで「パク・ヒョンジュンがやって来た」との見出しでこのニュースを報じている。記事では「サルタンズが新加入の選手を正式発表した。モントレーのマリアーノ・エスコペド国際空港に金曜日の午後に到着した、韓国人のパク・ヒョンジュン投手だ」とレポート。KBOで実績のある右腕の加入を歓迎している。
朴顯俊は2009年にSKワイバーンズに入団し、11年にはLGツインズに移籍。同年は13勝10敗、防御率4.18の成績を残した。しかし、12年3月に八百長に関与していたとして韓国野球界から永久追放処分に。KBOはMLB、NPB、CPBL(中華職業棒球大聯盟)と協定を結んでいるため、KBOの許可がなければ世界中の主要な野球リーグに所属できないが、メキシコでのプレーは可能だという。
記事では「パクはKBOで3年間のプレー経験がある。この投手は現在のLMB(メキシカンリーグ)の王者であるサルタンズのローテーションの一角を担うことが考えれている」と言及。ロベルト・ケリー球団監督らが、数週間前にソウルまで視察に訪れたことも紹介している。メキシコで再起することはできるだろうか。
(Full-Count編集部)